【起業】ビジネスを始めるときに覚えておくべき一番大切なこと。

永松茂久在り方学
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永松茂久
by 永松茂久

今日すばる舎さんから着信あり。

先週に続き、11刷り目の増刷が決まったとのことだった。

今回の増刷はなんと15000部。

合計で75000部。

本当にありがたい。

 

ただいまオンラインサロンに続く2020プロジェクト第2弾の準備中。

詳しくはまたお知らせするが、2月から新しく麻布に新サロンをオープンする。

そのサロンは主に美容、健康系の施術サロン。

うちの塾にはサロン経営者が多い。

特に地方に住んでいる彼らの「麻布でやりたい」要望から、このサロンが生まれることになった。

 

今日は麻布のカフェで、うちの塾の認定コーチであり、長野在住の鍼灸師である長谷川ひろしくん(以下ハセヒロ)のコーチングをした。

彼は現在、長野県の安曇野というところで鍼のサロンをやっている。

そして今度2月からうちのサロンのオープンと同時にで東京進出をするひとり。

 

こういうスタートアップのコーチングやコンサルをしていて、20年前、自分が経営を始めた頃のことを思い出すことがたくさんある。

今度の新刊『好きな人と「だけ」生きていく』にも書いたが、振り返れば、つらいことや逃げ出したくなるようなこともたくさんあった。

でも、いまこうして彼らのような人間たちをナビゲートする立場になって、はじめて事業を起業してここまでやってきて本当に良かったと思える。

コーチングをしているとき

「あのときの失敗や経験はこのためにあったのか」

とさえ思う。

 

起業、つまり事業の立ち上げというものはそんなに甘くはない。

特に初期投資をしてビジネスを始める場合、その初期投資分を取り返すまでは、実質上赤字ということになる。

この赤字をどれだけのスピードで取り返すことができるかが、その後の運営を大きく左右する。

ハセヒロと今日はこのプランニングについて、しっかりと詰めていった。

 

創業期、アドバイスやナビゲートをしてくれる経験者を持っているかどうかで運命は決まる。

彼と話ししながらその存在の必要性を思い出したエピソードがある。

僕は25歳のときにたこ焼き屋をオープンした。

起業の前は、「築地銀だこ」で有名な株式会社ホットランドで一年ほど修行させてもらった(ちなみに最近銀だこの社長は「経営の匠」としてテレビに出て「伊太そば」という商品をプロデュースしていたのを見た人もいるかもしれない)。

 

地元に戻って起業の準備をしているとき、商品開発の分野でとにかく僕は自分のオリジナルたこ焼きにこだわっていた。

僕のビジネスの師匠である父から

「銀だこで学んだものをつくってみな」

と言われ、しかたなしにつくって僕のたこ焼きと並べて試食会をした。

そのために集めた人は10人。

結果は10対0。

僕のヘルシーたこ焼きは一票も取れずに惨敗した。

 

それでも自分の「我」を張ってヘルシーたこ焼きの研究を進めていた僕に、父はこうアドバイスしてきた。

 

「おまえな、本当にやりたいことはお金を稼いで経営が安定してからにしろ。まずは売れるもので勝負することだ。経営が軌道に乗ったらヘルシーたこ焼きでもなんでも出せばいい」

 

最初はこの言葉に反発していたが、考えに考え、最後は

「登った人に道を聞け。それが1番の成功の近道だ」

という父の教えを思い出し、銀だこで学んだスタイルのたこ焼きで商売を始めた。

これがバカ当たり。

毎日行列がきれず、いろんな波乱はあったものの、そのおかげで、3年後、僕は陽なた家というダイニングをオープンすることができた。

陽なた家創業のとき、父から

「ここまできたらあのヘルシーたこ焼きをメニューにしたらいいんじゃないか?」

と言われたが、陽なた家に入っても、僕はその銀だこ風のたこ焼きを出した。

そして2号店の「夢天までとどけ」という居酒屋をつくったとき、初めて大阪風の作りたかったたこ焼きを出したが、ヘルシーたこ焼きはやめた。

そのときになってはじめて、僕自身が創業期にどんな無謀なことをしようとしていたのかに、すでに気づいていたからだ。

 

「ヘルシーたこ焼き」。

そもそもたこ焼きにヘルシーを求める人はほとんどいないし、ヘルシー志向の人はあまりたこ焼きを食べない。

今思えばこんな商品で商売をスタートしていたら、3ヶ月と持たずに終わっていただろうと思う。

あのとき僕を止めて、いい方向にナビゲートしてくれた父に本当に感謝だ。

 

起業をするとき、多くの人が昔の僕のように、自分の夢ややりたい姿にこだわる。

しかし、そのほとんどの場合、それはお客さんの求めているものとかなりかけ離れていることが多い。

 

自分が客の立場になって考えるとよくわかるが、全く求めていないもの、もしくは求めているものとかけ離れているとき、その商品は買わない。

逆に自分の求めているものを提供されたら、どんなに入手困難でも、どんなに高価であっても、人は行列をしてでもその商品を手に入れようとする。

 

やはり起業の際に大切なのは

「お客さんは何を求めているのか?」

にフォーカスすること、つまりお客さん目線で考えるということ。

 

そしてもうひとつは

「経験者に教えてもらうこと」

だと思う。

 

起業とは一言で言えば

「自分の商品をお客さんに販売すること」であり「自分の商品をお客さんに買ってもらうこと」だ。

だからこそ、まずは

「自分が何を売りたいのか?」

よりも

「お客さんは何を求めているのか?」

にフォーカスすることなのだ。

特に起業のときは、自分の「我」は思わぬ落とし穴を作ってしまう恐れがあるということを覚えておこう。

あなたにいいナビゲーターの存在との出会いがありますように。

 

あー、久々たこ焼き焼きたい。

今日も読んでくれてありがとう。

 

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