【ビジネス】「〇〇」と「●●」のバランスで、ビジネスは決まる。

永松茂久在り方学
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永松茂久
by 永松茂久

ありがたいことに、最近ビジネスコンサルティングの仕事の依頼が増えている。

その中で多くの経営者や起業家たちが共通して悩んでいる2つのことが存在することに気づく。

先日のラジオ局の社長の記事同様少し深掘りするが、少しでもあなたのビジネスの参考になればうれしい。

 

ビジネスはいろんな要素で成り立つ。

こまかく分ければいろんな分野に分けることができるが、大きく言えば悩みの大半は

「人財育成」と「売り上げ」

この2つに集約される。

今日はこの大きな両側面にフォーカスを当てて考えてみたい。

 

ビジネスのコンサルティングをするとき、僕はふたつの角度からそのクライアントの仕事の改善点を見ることにしている。

それは

「理念とそろばん」

ひとつがその人のビジネスに対する在り方、つまり「理念」の部分。

そしてもう1つの角度は売り上げや集客などの「そろばん」の部分。

 

このふたつは、経営者だけではなく、ビジネス、つまり仕事をしている人すべてに共通する大切なことなのだ。

 

あなたは本末転倒という言葉を知っていると思う。

大きく言えば

「きちんとした筋道が立っていない、あるいは肝心なことを忘れ、つまらないことに熱中してしまう」

という意味の言葉だ。

しかし、この語源を知る人は少ないと思うので、書く。

もともと本末転倒とは仏教が栄えた鎌倉時代に生まれた言葉。

多くの仏教の流派が生まれることによって、あちこちで寺院の下克上が発生した。

本山と末端の寺院の立場や力関係が逆転することから生まれたのが「本末転倒」という言葉の語源だ。

ここから物事の結果と過程、あるいは目的と手段、重要とそうでないことが逆転している現象を表すときにこの言葉が使われるようになった。

 

最近出会った経営者と先日麻布で飲んだときに「本末転倒」の面白い解釈を聞いた。

江戸時代の日本の教育は、主に「在り方」主導の学問が多かった。

例えば「武士として」、「人として」、「男として」、「女として」どうあるべきか、というもの。

つまりマインドの部分。

これを当時

「本学」

と呼んだ。

しかし、明治に入り、近代文明が欧米から入ってきたことにより、生産性やマーケティング(当時はそう呼んではいなかったと思うが)といった、「効率をいかにあげるか?」という手法、つまり「やり方」の部分がメインになった。

この「HOW」の部分を当時の日本では

「末学」

と呼んだ。

ビジネスで言えば「理念」が本学、そして「そろばん」が末学と言える。

そう考えると、いまの日本のビジネスは「本学」と「末学」の重要度で言えば圧倒的に後者が高い。

つまり「本末」が転倒しているのだ。

 

ここからが大切なことなのだが、

 

「そうか!だから本学に力を入れればいいんだ!」

 

という単純な結論ではないので自分ごとに当てはめながら読んでほしい。

 

人も会社もそれぞれビジネスに対して大切にしているものは違う。

例えば

「私たちの会社はこうあるべきだ!」

という理念を学び力を入れるのが好きな人、主にメンタルを主にしたビジネス啓発書が好きな人がいる。

こういう人のビジネスは、往々にしてどんぶり勘定の人が多い。

「気持ちさえあればお金は後からついてくるんだー!」

という感じ。

もちろんビジネスは人の心から生まれ、人の感情を動かすことによって成立するものだ。

だから、理念の部分をしっかり整えることは大切。

しかし、この理念の部分はともすると、それを語ることばかりに集中しすぎてしまう傾向がある。

 

逆にスキルを手にしたビジネス実用書が好きな人のビジネスは、仕事がきちっとしているかもしれないが、人の気持ちをおいてけぼりにしてしまい、ドライになりすぎてしまう人が多い。

「どうすれば効率的に仕事ができるか?」

「どうすればもっと利益が出るのか?」

という「できる人系」の話が大好きなのが特徴。

しかし、スキルだけに偏るのは、包丁の質ばかりにこだわり、お客さんの顔を忘れがちになってしまうことになってしまう。

 

さて、何が言いたいかというと、このふたつは両方大事だということ。

そして、

自分が好きな部分の逆側にフォーカスすれば、ビジネスはうまくいく

ということなのだ。

 

理念ばかりに力を入れている人にはスキルを。

逆にスキルばかり追いかけている人には理念や在り方を。

 

自分の実業経験を通してもそうだったし、コンサルティングの結果を通して確信していることだけど、この足りない部分を強化していけば、ビジネスは不思議なくらいうまくいく。

自転車が「シューン」とまるで音を立てて加速するかのようにうまくいく。

だからこのふたつをブランコが行ったり来たりするように、両方を整えながら前に進むことが大切なのだ。

心派、技術派に偏り過ぎるることなく、どちらもバランスよく兼ね備えることができたとき、ものごとはすべてうまく回り始める。

ビジネスも人生もすべては同じ理屈なのだ。

理念とそろばん。

あなたはどちら派だろうか?

 

今日も読んでくれてありがとう。

 

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