【メンタル】それって本当に苦手なことですか?

永松茂久在り方学
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永松茂久
by 永松茂久

以前仕事でIBM本社の研修を受けたことがある。

IBMというと凄く懐かしい思い出がある。

初めて社会人になった僕は、出版社の営業小僧として六本木を中心に走りまくっていた。

そのときに近くにあったのが転社前のIBM本社ビルのすぐ近くだったので、いつもこのビルを見上げていた。

IBM。

そこにいるだけでテンションが上がる。

世界でトップクラスの会社の研修室で、意識高い系の人たちに囲まれて、お勉強。

 

永松茂久&ネット

 

うん。

我ながら、まさに犬と猿が添い寝をするような関係に思える。

そんな僕が、その場所に行ったのは、IT会社を経営している先輩からのお誘いをいただいたから。

その先輩が主催のセミナーだった。

 

本業であるネット活用について相談したことがきっかけだった。

ネット活用、僕で言えばホームページになる。

僕は胸を張ってネットが苦手だ。

そう思ってた。

けど、先輩に聞かれた一言で、本当に苦手なのかどうかわからなくなった。

そしてこれは僕の人生においても大きな一言となった。

 

「おまえは『俺はネットが苦手だ!』って負け誇ってるけど、本気で取り組んだことあるの?その上で苦手って言ってるか?」

負け誇る。

この言葉が妙に笑えた。

 

先輩は続けた。

「前話したとき、何が一番欲しいって言ってたっけ?」

「自由っす」

「だよね。俺も人生の幸せは『自由の獲得』だと思ってる」

「はい。とにかく自由に生きたいんです」

「でもすべてを人任せって、やるまえから逃げてるよね。それだと頼りっぱなしの人生になるよね。いつその人がいなくなるかビクビクしなきゃいけなくなるよね。それって君が一番欲しいって言ってた『自由』からかけはなれてるんじゃないか?」

そりゃそのとおりだ。

やってもないのに苦手というのはおかしい。

やってない以上、それは「苦手」なんじゃなくて、「苦手意識」なんだと思う。

 

全く自慢にならないが、僕は理系はまったくのバカだった。

理系バカっていうと「理系のことしかできない人」という意味だが、僕の場合は

「理系がバカ」。

真剣に受けても理系は100点満点の一桁だった。

あまりにも算数ができないから、小さい頃から母に

「くもんの算数」

をさせられていたが、その宿題の隠し場所をいつも見つけられ、いつもハンガーでぶったたかれていた。

 

数字を一時期めちゃくちゃ勉強してはみたが、残念ながら、もののみごとに理系脳をどこかに置いて来たと気付き、やめた。

だから文系で生きていくことにした。

経営でも悪気なく数字を見れない。

だからお金の計算もあまり得意じゃない。

経理は秘書の美智子に全てお任せ。

以前経理はチャレンジした。

しっかりとやってみた。

けどできなかった。

 

やったけどできなかった。

これは本当に苦手なのかもしれない。

得意なこと、苦手なことというのはもちろんある。

しかし、そもそもどれが苦手なのかはやってみないとわからないじゃないか。

ITだけじゃなくても、やる前にみずから苦手と思い込んで、チャレンジしない、もしくは全て人任せにする。

こういう人って意外と多いんじゃないかな。

 

振り返ると、僕の人生で

「これはとことんやった!」

と言えるのは、たこ焼きを作ることと、本を作ること。

飲食店に関しては僕は料理はスタッフ任せで一度も作ったことがないから失格。

つまり「たこ焼き」と「本」しかない。特に本に関しては企画、製作、執筆、デザイン、構成、書店営業、ぜーんぶやった。

だから人に振ったとしても、全部チェックできるし、いざとなったら自分がやればいい。

こうなると強い。

あるいみ無理をすれば一人だってできるんだから。

そしてやっぱり自分が意識を向け、取り組んで来たことが、結果的に僕の人生の核の事業になっている。

 

つまりは何が言いたいのかというと…。

苦手かどうかは一度本気でやってみないとわからないということだ。

苦手と思ってやってみてはまったことだって、よく考えたらたくさんあるし逆に得意だと思ってやってみたことで大失敗することだってある。

 

僕も個人でホームページは持っている。

しかし、それは全部うちのスタッフたちとシステム会社の女の子が作ってくれたもの。

メルマガも全部事務局美智子の担当。

そのシステムを触ったことすらない。

僕のITはがんばってブログ、facebook。

そして本を書くからワード。

エクセルなんかは数字が苦手な僕からすると、あの罫線を見ただけで頭が痛くなる。

必要に迫られたので、パワポにこれから入門するところだ。

映像やチラシのデザインや製作はディレクションのみだったら得意。

 

ということで、僕もITに挑戦してみることにしたのだ。

「え、ホームページ作るんですか!?」

と思われるかもしれないが、さすがにそこまでしようとは思わないし、時間的にも厳しい。システムで助けてくれている仲間たちもいる。

 

それをいいことに甘えまくったり、完全に人任せにするのもやめた。

自分がそっちに意識を向けると決めた、ってことだ。

 

仕事でも、趣味でも、恋愛でもなんでもそう。

 

自分の力を使ってとことんやったことのみが、最終的に人生に残るのかもしれない、なーんて哲学的なことを考える。

最初から人任せにして開ける道なんかない。

そもそもやってみないと得意か苦手かわからないじゃないか。

 

「自分が苦手だと思っていることは、本当に苦手なんだろうか?」

一度自分に問いかけてみよう。

やっていないなら一度はチャレンジしてみよう。

もしかすると、その中にあなたの宝が埋まっているかもしれない。

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