さくらまつり2015レポート

知覧フォーユー研修さくらまつりについて

知覧という場所をご存知でしょうか?
本州最南端の鹿児島県。
その鹿児島でも南に下ったところにあります。

知覧といえば「武家屋敷」「知覧茶」と言われていましたが最近は違うことで有名になってきました。

それは「特攻隊の聖地」としての知覧です。

その知覧で、毎年春に行われるのが「知覧フォーユー研修さくら祭り」です。

今では毎回数百名の方々に来ていただける一大イベントにまで成長しましたが、実は一人の知覧通いからスタートしました。

数年前、永松が一人で通い続けていたことから全ては始まります。

今から70年前、戦争も終盤を迎えはじめた1945年に、自分の大事な人達を守るんだ、この国を守るんだと
飛行機に爆弾を積んで、敵に突っ込んでいった若者達。

それが特別攻撃隊、略して「特攻隊」です。

特攻隊に行ったのは16歳から20代の若者達。
彼らがどんな思いで必死の作戦である特攻に行ったのか。

その本当の答えは残された僕らにはわかりませんが、想いを感じ取ることができる場所が知覧にはあります。

特攻隊員さん達が、残りわずかな命の中で自分自身が何のために命を使うのか?

それはきっと、「愛する人を、そして未来を守ること」だったのだと思うのです。

そして、この遺書から、特攻隊員さん達の生き方から永松の提唱する「フォーユー」という言葉が生まれました。

知覧はフォーユーの原点です。その場所でこの想いをたくさんの方と共有するのが僕達の夢でした。

その勇気と覚悟を、繰り返し繰り返し確認するために、
そしてその意味を教えてくれた英霊の皆さんの顕彰のために、
「知覧フォーユー研修さくら祭り」が生まれました。

2015年さくらまつりレポート1日目

知覧までの行程は、あまり公共交通機関が整っていないために
鹿児島空港、鹿児島中央駅よりバスで皆さん一緒に来られます。

鳥濱明久氏(知覧ホタル館富屋食堂館長)による平和授業

そして、知覧に集合して最初のイベントは「平和授業」です。
特攻の母と呼ばれた鳥濱トメさんのお孫さんであり
知覧ホタル館富屋食堂の館長である、鳥濱明久氏より「特攻の真実」という題目で講話を頂きます。

永松茂久知覧講話

そして、さくらまつり代表の永松茂久より今年のテーマ「感謝」について
そして2日間の研修の過ごし方についての話があり、参加者の意識を一つにします。

知覧特攻平和会館見学

皆さんの研修に対して、そして知覧、特攻隊について知っていただいたのちにはいよいよ特攻平和会館の見学です。
会館の中には、特攻隊員さんの遺書、遺品の展示や当時を振り返ることのできる膨大な資料があふれています。

とても数時間で全てを見ることはできませんが、一つでも心に残る遺書や特攻隊員さんの想いに触れていただくことで、
何かを感じていただければありがたいです。

平和会館の横には、特攻隊の慰霊のために建てられた観音堂があります。
運営スタッフ全員で、今年も無事にさくらまつりを開催できたことへ、感謝のお参りです。

平和会館見学の後は、参加者の皆様で集合写真。
今年の参加は、ありがたいことに300名を超えました。

桜並木の下にてバーベキュー

そして、1日目を締めくくるのは
300名全員で桜並木の下でのバーベキュー交流会です。

伝統で、準備と片付けを全員で行います。

そして、この時間からは勉強・研修の時間から、交流の時間へ。
同じ想いを持った人同士のつながりはあっという間に深くなり、かけがえのない絆が生まれます。

毎年参加してくれている常連組にとっては同窓会のような、初参加の人たちにとっては、想いを本気で語れる仲間を見つけられるとても大切なバーベキューの時間です。

さくらまつりメインイベント「献杯の儀」

そして、日も暮れ、桜並木へのライトアップがはじまり。
桜が咲き誇り始めた頃、メインイベントである「献杯の儀」がはじまります。
お昼には3分咲きほどだった桜が、奇跡的に満開になりました。

「献杯の儀」とは、今日1日特攻隊を通じて学んだ覚悟と勇気、そして本当の愛を振り返り、
自身の仕事や日常にどう活かしていくのか、「自分は何のために生きるのか」「自分は誰のために生きるのか」という
人生について真剣に考え、その誓いを立てるさくらまつりで一番大切な瞬間です。

全員で手をつなぎ、一つの輪を作り、永松のリードに従って自分自身と本気で向き合います。

先ほどまでの賑やかさから一転、桜並木が静かで荘厳な空気感に包まれます。

「献杯!!」の号令の下、参加者全員に誓いが立ち、献杯の儀は終了。

しばしまた歓談をして、さくらまつり1日目は終了します。

さくらまつり2日目に続く

2015年さくらまつりレポート2日目

知覧フォーユー研修さくらまつりの2日目日程は場所を知覧から鹿児島市内に移して開催されます。

1日目で学んだことを、参加者全員で深めていく。
そして、参加者の中には著者や講演家、そして各業界で活躍されている著名人の方も多いので、その方々にお話をいただいたりもしています。

今年のテーマ「感謝」を深めていく
『さくらまつりフォーユーサミット2015』
のスタートです!!

田中克成氏(立志出版社代表取締役社長)講演

今年のトップバッターを務めていただいたのは立志出版社の田中克成社長です。

心底惚れ込んだ、たった一冊の本を売るために全国をリアカーで回りながら、
自身も講演会を行いビジネスや人生で使える様々なツールや法則を伝えています。

今回は、ご自身がされているリアカー日本一周の話、
そして人にも会社にも、国にも必ず当てはまるという
周期論の話をしていただきました。

勝又三成氏(一般社団法人つながり代表)講演

そしてお二人目には
一般社団法人 つながり代表の勝又三成さんに講演をしていただきました。

3.11の東日本大震災の後、ご自身のビジネスなどをすべて投げ打って復興活動に従事され、被災地を元気付け、
そして全国各地で講演会をされています。

先のネパール大地震の時にも先陣を切って復興支援に向かわれました。
誰よりも実践を重んじ、本当の愛を持っている勝又さんの話に
参加者の皆さんは心打たれ、涙を流されていました。

若手リーダーパネルディスカッション

そして舞台は、全国各地で活躍する
次世代を担う若手リーダーによるパネルディスカッションに移ります。

「感謝」について、日常や仕事、プライベートなど人生において
転機になった瞬間や、自身を後押しする力になったエピソードなどが語られました。

櫻井秀勲氏(きずな出版代表取締役社長)ディスカッション

そして次は、永松も多くの著書を出版させていただいているきずな出版代表取締役の櫻井秀勲様に登壇いただきました。
松本清張や三島由紀夫など、文学界を代表する文豪の編集者として活躍し
女性週刊誌「女性自身」の編集長として出版界の伝説になられた方です。

「作家になれる人、なれない人」
「人にかわいがられる男になれ」


というテーマで、参加者からの質問にお答えいただきました。

参加者全員グループ分けしてのディスカッション テーマ「感謝」

さくらまつりは昼食時も研修が続きます。
例年ですと、参加者をおひとりずつ紹介するのですが
今年は、グループに分かれていただいてのチームディスカッションにしました。

チームごとに「感謝」をどう表現するのか。
画用紙とペンだけをお渡ししてディスカッションしていただき各リーダーに発表していただだきました。

舞台「君よ生きて」

午後は、舞台やステージが続きます。

ユネスコの世界文化遺産の候補地として名前が挙がっている京都府舞鶴市。
その場所で実際に起こった「シベリア抑留」をモチーフにした舞台「君よ生きて」をショートバージョンでしていだだきました。

ユウサミイ(シンガーソングライター)ライブ

その後は、永松の著作に関わるすべての音楽を担当いただいている
シンガーソングライターのユウサミイ様によるさくらまつり特別ライブを。

永松茂久講演

次はさくらまつりにずっと参加していただいていて、知覧を広める活動を一緒にしていただいている香川浩樹様に
知覧に通い続けることでどう人生が展開していったかをお話しいただきました。

そして、二日間の全日程の最後のイベントとして、知覧フォーユー研修さくらまつり代表の永松茂久より
知覧特別講演会としてお話しさせていただきました。

フィナーレ

ラストエンディングは、参加者全員が立ち上がっての大合唱!
今年も無事に、さくらまつりの全日程を終えることができました。

最後には、桜島の大噴火というおまけつきで幕を閉じたさくらまつり。

遠方よりご参加いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。
また来年知覧の桜の下でお会いしましょう。