自分の機嫌は自分で取れ


 

人の気分は伝染する。
たとえば、あなたがゴキゲンでいれば、一緒にいる人も、なんだかウキウキしてくるはずだし、不機嫌になれば、まわりの人たちも滅入ってくる。だから機嫌のいい人は人から好かれる。
「○○さんが、イヤなことを言ったから不愉快な気分になった」
「こんなジメジメした天気じゃ、やる気になれない」

僕たちはよく環境によって機嫌を害することが多いが、考えてみると自分の機嫌は、じつは自分自身が決めているのだ。

つまり機嫌は自分の癖なのだ。

 

一人ならいくら不機嫌でもいいが、人間関係の中で生きている以上、どんな環境におかれても、自分の機嫌は自分で整えていくしかない。

僕がスタッフによく言っているのが、「自分の機嫌をとれ」ということ。

ほかの人の機嫌をとるよりも、自分の機嫌をコントロールしてくれということだ。

さらに大事なのは、「人から機嫌をとられるな」ということ。

誰かがあなたの機嫌をとってきたとしたら、それは、あなたの機嫌が悪い証拠。
ギスギスとしたイヤな人間になっている証拠だ。

それを、自分が偉いのだとか、周囲から大事にされているかのようにとらえ、喜んでいては非常にマズイ。

人間関係の上手な人は、相手は相手の都合で機嫌が悪いことを知っている。

だから自身が巻きこまれないために、不用意に自分の機嫌や行動を、相手の機嫌に合わせたりしない。

 

たとえ、ちょっと不愉快なことがあったとしても、それを表情や態度に表していたら、人は離れていく。

 

あなたに落ち度はなく、一方的に不愉快な気分にさせられるような目に遭った被害者だとしても、ゴキゲンに振る舞うこと、これこそがあなた自身を守る一番の方法だ。