幸せと不幸を分けるもの


 

人はマンモスを追いかけていた昔から群れを作って生きてきました。

今で言う「チーム」です。

人が2人以上いたら、そこに一本の線が生まれますが、これを

 

「人間関係」と呼びます。

 

実は世の中はこの膨大なる数の線と、

それを区分けした数えきれないチームでできています。

親子、夫婦、兄弟、親戚、友人、職場、サークル、

コミュニティー、家のご近所さん、あげるときりがありませんよね。

 

僕たちは生きていく中で、様々な問題や悩みに直面します。

その中でもダントツに多いのが、人間関係についての悩みです。

 

もっとひもといて突き詰めていくと、

ゴタゴタの原因はその人の姿勢が

 

「フォー・ユー」であるか、「フォー・ミー」であるか。

 

この一点に集約されます。

 

 

 

一つのたとえ話を紹介します。ある仏教にまつわる話です。

 

 

あるところに天国と地獄と呼ばれるところがあります。

 

その2つの場所は遠くではなく、すぐ近くにあります。ふつうの丘でたくさんの人がいると想像してください。その丘に広場があり、皆、そこでご飯を食べるようになっています。

 

その広場には2つの大きな釜があり、その釜の中にはたくさんの食べ物があります。

 

ご飯の時間になると、天国チームと地獄チームに分かれその釜を囲みます。

 

そして一人一人箸を渡されます。ところが渡されたその箸はなぜか150センチ。

天国の住人も地獄の住人も状況は同じです。

 

「さあ食べよう」

 

 

地獄チームの住人たちは誰もが自分の食べたい物を取って我先にと自分の口に入れようとします。しかし箸が長過ぎてなかなかうまくいきません。

 

他の人も自分の皿に食べ物を取っていくので食べ物だけがなくなっていき、どんどん焦ってしまいます。

 

「おれの食べ物だ」「お前欲張りすぎだ」

 

こうして争いが始まります。

 

 

これに対して天国チームの人たちは自分の箸を使って目の前に座っている人の皿に食べ物を入れて口に運びます。ですから誰もがご飯を食べさせ合うのです。

 

「おいしいね」「ありがとう」「次は僕があなたに取ってあげる」

 

こうしてみんなが笑顔になります。

 

この話はお互いが奪い合うと争いが起こり、与え合うと喜びが生まれるということを僕たちに伝えてくれているのです。

 

そして前回お話しさせていただいたように、

「波長の法則」がありますので、天国の住人は天国の住人、そして地獄の住人は地獄の住人同士で集まるようになっています。

 

そして片方はどこまでも与え合い幸せになり、もう片方はどこまでも争いが続くのです。

 

これが「フォー・ミー」と「フォー・ユー」の違いなんです。この話は天国も地獄もその人の心が決めるということを教えてくれています。

 

つまり幸せか、不幸かはあなたが選んでいるのです。