自然に湧いてくるネガティブな感情と、どう向き合ったらいいのか?その1

 

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↑今日の扉写真は僕たちのこれからの秘密基地と場所。いずれ紹介します。

 

 

最近は流れでメンタルについて書いてみました。今日と明日お伝えするところは少し頭を使うかもしれませんが、とても大切なことなので、理解できるまでしっかりと読み返してもらえると、必ず何らかの役に立ちます。では宜しくお願いします。

 

あなたは落ち込んだ時や気分が乗らない時、つまりネガティブ感情が湧いてきた時、どうしていますか?

 

 

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1.言葉を変えるなどの行動でプラスに転換する

2.友達に愚痴る

3.いったん落ち込みを止めずに落ち込んでみて、その状態を自己客観視する

 

どれを選んだでしょうか?1を選ぶ人が多いのではないでしょうか?残念ですが方法としては最善ではありません。というか、もっと正確に言うと、1の行動を選ぶのは3の後です。本当のポジティブ転換にまず最初に必要なのは3番の作業なのです。順番でいうと、3→2→1がうまくいきます。

 

落ち込んでいるとき、調子が出ないとき、ブルーなとき、こういう言いうアドバイスをする人がいます。

 

「もっとポジティブに考えようよ」

「前向きに考えればきっとうまくいくよ」。

 

この言葉を受けて、「そうだ。こんなときこそポジティブにいこう」と無理やり元気になってみたものの、その人と別れ、自分の現実にもどったときにテンションが下がってしまう。そして「結局何も変わらない。やっぱり自分はダメなんだ」とやる気をなくしてしまう人をよく見かけます。いまはやりの「ポジティブ転換」は、大切なことではあるんですが、理屈を知らない素人が簡単にその手法を使うと、とても深刻な状態を生み出すことがあるのです。

 

 

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僕たちの住むこの地球ですら晴れたり曇ったりの感情を繰り返しています。人間もそれが当たり前なのです。「すべてポジティブに」という理屈は理想であったとしても、普通の人にはそんなことは無理です。不自然です。毎日を過ごす中で、人はさまざまな感情に襲われます。不安、怒り、妬みなどのネガティブ感情が意味なく襲ってくることもあります。特にこのネガティブ感情は抑えると抑えるほど大きくなるというやっかいな特性を持っているので、しっかりと取り扱いを覚えていきましょう。

 

 

①その感情をごまかさずに受け止めて観察、理解する

 

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人は他人のことはよくわかります。目の前で落ち込んでいる人がいるとき、「あ、この人はいまきついんだな」と理解できます。それを自分にやってみるのです。

 

ネガティブ感情が襲ってきたときにまずやること。それは、「あ、いま自分はきついんだな」と自分のことを他人を見るように受け止めるのです。

 

これを「自己客観視」といいます。感情の切り替えの早い人は例外なくこの術を身につけています。

 

 

 

②現状を把握する

 

 

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↑こう考えるには手前が存在します。いきなりこれは危険。

 

 

「ピンチをチャンスに変える」、自己啓発の世界でよくいわれる言葉があります。これはすばらしいことです。しかし、段階でいうとこれはもうちょっと後。最初にやるべきことは、

 

「ピンチをピンチとして受け止める」

 

ということです。例えば仕事の業績が下がっているとき、何かに失敗したとき、失恋したときなど、これはあなたにとってまちがいなくピンチです。ネガティブナ状態になってしまっときに、無理やり笑っているなど、よほど真剣でなかったか、感情のセンサーが狂っているかどちらか。落ち込むのが当たり前です。そんなときに、「よし、ポジティブ変換!」などと無理やりやっていると、頭と感情が分離してしまいます。

 

心は落ち込んでいるのに、頭はポジティブになど無理があります。きついときに泣いたり落ち込んだりすることは、人間の自己防衛本能から考えれば当たり前の作業なのです。ですからまず正直に落ち込んでください。それが正解です。心の傷が癒えていく工程を説明します。

 

「失敗した」と受け止める

→ちゃんと落ち込む

→自分の感情を受け止める

→「なぜ自分はこんなに落ち込んでいるのか?」を観察する

→「ところで自分はどうしたいのか?」本当の自分の気持ちにを探す

→「どうすればその状態に持っていけるのか?」という解決策を考える

→「こうすればいいんじゃないかな」と気づく

→時間がゆっくりと癒してくれる

→だんだん元気になってくる

→心が上がり始めた時に、「さあ、このピンチをどうチャンスに変えようかな」と考え始める

→ポジティブな行動を起こす

 

このサイクルで人は元気になっていきます。そして経験を積めば積むほどこのサイクルのスピードは上がってきます。一番まずいのが、このサイクルをすっ飛ばして無理やり元気になろうとすることなのです。ケガの治療にも工程があるように、心の治療にも工程があるのです。

 

 

 

③「無理やりポジティブさん」と合わない

 

 

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とはいえど、すべての人がこの工程を知っているわけではありません。「元気出せよ」「前向きにいこうよ」と親切心から元気を出させようとする人もいます。しかし、いくらその人が元気だからといって、そばにいるあなたが元気になるかどうかはわかりません。むしろ、弱っているときに元気な人のそばにいると、かえって自分が疲れて逆効果になってしまうこともあります。そもそも当人は、元気が出ずに前向きに行こうとしてもできないから困っているのです。

 

そんなときはどうすればいいのか?

 

予定を断ればいいのです。その人と無理して会わなければいいのです。ただだまって話を聞いてくれる人と一緒にいればいいのです。

 

自分に自信がないときなどもそう。

 

自信がない→失敗したらはずかしい→でもやりたい→ではどうすればいい?→失敗しても笑わない人と一緒にいればいい

 

このポジティブサイクルが見えてきます。大切なことはネガティブな感情を受け止めて、その向こうにある本当のポジティブ感情を見つけることです。失敗した時は、変に切り替えるより、「あはは。俺ってダメだなあ」とまず自分のマイナス面をしっかりと観察してみるのも、前に進むための大切なプロセスなのです。

 

 

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すべてを書くと長くなるので今日はここらへんで。明日は、「ネガティブ感情をいったん吐き出す方法」「具体的に動く」「いまここを生きる」「落ちた時の人間関係の注意点」をお話しします。

 

いつも読んでくださってありがとうございます。