人生を変える「目的」と「結果」の法則

 

 

3日間にわたり小久保監督のお話を伝えさせてもらいました。そこであらためて気づいたことがあります。それは

 

何のために時間を使うかで、結果が全く違うものになる

 

ということです。自分が講演するようになってからというもの、最近は講演会に行くことがほとんどありませんでした。しかし、この2ヶ月前からアプリを始め、「読んでくださる方のお役に立てる内容を作る」と決めたことで、僕の中で本や講演に対する姿勢が変わりました。

 

「自分の知識にする」ためにインプットしていたものが、「伝えるため」に変わったのです。

 

これによって、明らかに入ってくる情報量が変わりました。僕も講演の中で、来てくださった方へのマインドセットのワークをやっています。最初の設定、それは「大切な誰かに伝えるために話を聞く」というもの。これを設定するかしないかで、結果は大きく変わってきます。

 

一例を出してみます。イメージしてみてください。

 

「今からあなたがこのアプリの中から項目をひとつだけ選んで大切な人にその内容をプレゼンしてみてください」

 

という課題を出したとします。さあ、いかがでしょうか?おそらく

 

「あ、伝えるんなら深く読み込まなきゃ」

 

となるはずです。それまで普通に「うん、そうだよね。わかるわかる」と読み流していたものが、「伝えましょう」という課題を受けた瞬間に「読む」ことから「内容を把握してアウトプットする」という目的に変わります。その瞬間、取り組み方が変わるのです。

 

普通の人=(目的)特になくなんとなく→(行動)読み流す→(結果)いつもと変わらない日常を送る

うまくいく人=(目的)人に伝える→(行動)内容を真剣に読み込んで覚える→(結果)しっかりと自分のものになり日々成長する

 

つまり、

 

「結果の違い」は「目的の違い」

 

ということなのです。

 

「何のためにその行動を起こすのか?」

「何のために目の前のその課題に取り組むのか?」

 

この「何のために」が目的です。この目的の質によって、行動と結果が大きく変わるのです。

 

そしてもう一つこの結果の効果をさらに強めるもの。それは

 

目的の中に「大切な誰かのために」をプラスする

 

ということです。「大切な誰かのために」という目的になると、人は爆発的なパワーを発揮します。特に日本人は。

 

僕が本やアプリを発信していく中で一貫して伝えてきたこと、そしてこれからも伝えていきたいことである

 

「誰かのことを思う時、人は必ず強くなる」

 

という真実。これは僕の代表作である「感動の条件」に詳しく書きました。

 

 

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↑「感動の条件」の音楽を作ってくれたユウサミイと江ノ島のタウン誌に取材されたとき。うーん、懐かしい。

 

 

もうだいぶ前のことになりますが、僕の経営している陽なた家という店で10代の二人の男の子が働いていました。どっちがチャーハンを先に振れるようになるかという競争をしていました。

 

一人の目的は、「この店でチャーハンを作るナンバーワンになる」というもの。そしてもう一人の目的は、「お母さんが来た時に自分の振ったチャーハンを振る舞う」というもの。

 

 

チャーハン1

 

 

チャーハン2

 

 

結果は後の子の圧勝でした。

 

ここらへんから、僕は「大切な人を思う力の威力」を研究するようになりました。知覧の特攻隊の研究をしているのも、「あの究極の死を選んだ若者たちの原動力になったもの」を探すためです。

 

最近、このスイッチの元を証明する論文に出会いました。

 

YAP遺伝子という存在をご存知でしょうか?

 

文献が長いので、まとめて簡単に説明すると、これは最近発見されたもので、日本人男性と中東とチベットのごく一部の男子にしか存在しない遺伝子のことです。

 

別名を

 

「親切遺伝子」

 

と言います。

 

このルーツは縄文人に遡ります。縄文時代は争いの痕跡がないといわれる平和な時代だったそうです。なぜそうなのか?それがこの遺伝子のおかげだったそうです。縄文人は侵略に対して潔く土地を譲りました。相手を攻撃するのではなく、相手に譲歩する。この優しさのおかげでそのあとに日本を支配する弥生人と戦うことなく共同生活を送ることができました。

 

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このYAP遺伝子を持つ民族にはいくつかの顕著な特徴がありました。それは

 

虫の音を「綺麗だ」と思う心、その後日本の文化になる「侘びさび」の心

 

です。そしてもう一つ。それは、

 

「自分を捨てて他人に尽くすことができる」

「人が喜ぶことが何よりの幸せ」

 

と思う心です。

 

日本の歴史を研究すると、それは「侵略」というより「保守」の歴史と言えます。圧倒的に「攻め」より「守り」の歴史なのです。これもこの遺伝子の生み出したものなのではないでしょうか。

 

「バスで席を譲る」

「募金やボランティアをする」

「仲間のことを大切にする」

 

という他人に対する利他的行動は遺伝要因が50パーセント、そして環境要因が50パーセントとこの論文には書かれています。

 

行動の原点が遺伝子に組み込まれたものだとすれば、「誰かのために」は理屈ではなく、僕たちの中に組み込まれたものである、ということです。僕はこれからこの遺伝子を

 

「FOR YOU遺伝子」

 

と呼ぶことにします。

 

日本人のDNA、FOR YOU遺伝子はなくなっていません。眠っているだけです。「誰かを守る」と決めた時に発動するのです。数々の国難、トルコの難破船事件、日露戦争、特攻隊、世界が称賛した震災のときにあらわれた日本人の秩序。これはすべて遺伝子に組み込まれたものであるならば、戦うことではなく、誰かを思うことで日本は必ず復活する。そしてその力が世界に圧倒的な影響力を及ぼすということになります。日本人は優しいのです。優しいがゆえに強くなるのです。

 

大切な人のことを思う時、人は必ず強くなる。そのFOR YOU遺伝子がオンになった時、日本から世界が変わる。

 

ちょっと壮大な話になりましたが、書いてみました。この遺伝子はまだ完全に実証ではなく、仮説まじりの段階のようですが、本当であってほしいなと願っています。ご興味のある方は「YAP遺伝子」「親切遺伝子」で検索してみてください。

 

いつも読んでくださってありがとうございます。