限界を簡単に越える方法(小久保監督講演より)

 

こんばんは。永松茂久です。昨日は「寝る前の1分習慣」をご紹介させていただきました。いかがだったでしょうか?「あ、やるの忘れちゃった」という方も、できるときから気楽に楽しんで始めてくださいね。さて、小久保監督講演レポート。今日も行きたいと思います。小久保さんの講演の中で強調されていたポイントをまとめてみました。

 

今日はふたつ紹介します。

 

 

①高いゴール設定

 

 

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スポーツも事業もそうですが、やはりゴール設定は外せません。これはあなたも経験があると思いますし、想像もしやすいので考えてみてください。あなたがスクワットをします。自分の限界回数が50回だと設定しましょう。まず最初の設定が30回だったとします。すると25回を過ぎたころからきつくなり、30回が終わった時には「やりとげた。疲れたー」となるでしょう。しかしこれが「100回やりなさい」となるとできるかできないかは別として、途中地点の30回を平気で超えていくのです。

 

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ゴールをひろげることでこうなる↓

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もう一つ例を出しましょう。普段あなたは車で100キロの範囲内で動いています。100キロ離れたところに行くと、「今日はよく走ったなー」と普通は思うのですが、旅行で300キロ離れたところに行くことになった時というのは、100キロなど軽く超えてしまいます。同じ100キロを走るにもかかわらず、ゴールの設定を変えるだけで、その距離の感じ方が違うのです。

 

 

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↑誰と行くかによっても距離感は変わります

 

 

なぜそうなるのか?それはメンタルです。人の脳は、目指すものが遠くに行けば行くほど、その手前にある限界のことを忘れてしまうのです。ということは、できる限り遠くにゴール設定をすることで、人の限界地点も広がっていくということなのです。プロたちはみな、このことを知っています。

 

「一番の限界は自分の心の中にある」

 

ということを。ですから目標の達成が近くなると、その時点で次の遠くのゴール設定を始め、その距離をどんどん伸ばしていくのです。人の成長に目標は欠かせないのです。

 

 

②王監督から言われた「手本になる覚悟」

 

 

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小久保さんは現役の時からリーダーでした。師匠である王貞治監督からも、「常に選手たちの手本になれ」と言われ続けてきたと言います。これは長男教育といってもいいでしょう。

 

ある日、小久保さんがエラーをして失点し、それがきっかけでチームが負けました。その日、帰りの取材で報道陣にしつこく絡まれた時に、イライラしてしまい、

 

「好きに書いたらいいやろ、どうせ俺の実力はこんなもんや」

 

と言ってしまうと、スポーツ新聞に言葉をそのまま書かれてしまいました。翌日、グランドに行くと、早速大監督からの呼び出し。監督室に入るなり、いつになく大目玉でいきなりこう言われたそうです。

 

「なんでこんなことを言ったんだ!俺たちは人に夢を売ってる仕事なんだ。おまえがこんなことを言ったら野球をやっている子供達の夢はどうなる?二度とこんなことを言うな」

 

 

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と。プロはたしかに厳しい世界です。毎日の結果で人生の評価が浮き沈みするのですから。しかし、これは他人事ではありません。僕たちにも言えるのです。

 

 

あなたには部下や後輩はいますか?

 

「あなたみたいになりたい」と言ってくれる誰かはいますか?

 

あなたの後ろをついてきてくれる人はいますか?

 

あなたを応援してくれる誰かはいますか?

 

 

もし一人でもそういう人がいる場合、あなたはリーダーです。あなたの背中を見ている人がいるのです。

 

「浮き沈みだってあるさ。だって人間だもの」という部分はもちろんあります。しかし、それが公式の場、例えば職場もそうですし、僕はフェイスブックやブログも個人ではなく公式のものだと思っています。生きている以上むかつくこともあります。調子が悪い時もあります。しかし、そんなときに感情に任せて愚痴を書き込んだり、露骨にふてくされたりすると、あなたのファンをがっかりさせてしまいます。

 

言葉を発信する時は、特に気をつけておいて損はありません。「自分は背中を見られている」と常に意識していきましょう。あなたのことを信じてくれる、大好きでいてくれる人のためにも、少しぐらいやせ我慢してでもかっこよく生きていきたいものですね。

 

 

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※写真はイメージです

 

今日も読んでくださってありがとうございます。小久保監督講演レポートは次が最後になります。お楽しみに。