本当は何がほしい?

不思議なことがある。ベンツがほしくなったとき、町にベンツが増える。

 

健康について意識し始めると、

「この世に健康産業ってこんなにあったのか!」

とびっくりするくらいサプリの広告が目に飛び込んでくる。

 

引っ越しを考え始めると、普段見ない不動産屋さんの物件情報を無意識に見ている自分がいる。

 

「最近、妊婦さんが増えました?」と、奥さんが妊娠したスタッフがぼくに聞いてきたりする。世の中少子化なのにも関わらず。

このように、人は自分のほしい物興味があるものがめにつくようになっているようだ。裏を返せば、その人が見ているものは、実はその人が求めているものなのだ。ということは、愚痴を言う人は、実は心のどこかで自分が愚痴を言いたくなるようなことを探している。

「私は運がいい」といつもご機嫌な人は、「自分はやっぱり運がいい」と思うための要素を見つけ出してくる。

そう考えると、幸せも不幸も他の人が原因のように思いがちだけど、実は誰でもなく自分自身が引き寄せてるものなんだと分かる。人は自分の欲しがっている物しか見ないようにできている。

レーシングドライバーは壁にぶつかりそうになったとき、どうするか知ってるだろうか?

目をつぶったり壁を見たりせずに、自分がハンドルを切る方向を見る、つまり抜け出す場所を瞬間的に見る訓練をする。そうすると車が逃げ道の方に向かっていくからだ。

つまり、幸せになりたいのなら、幸せになりたいと心から願う、これ以上の方法はない。出世したい、夢を叶えたいなら、その姿を心から願うのだ。願えばすべてが叶うわけではないが、求めなければ何も始まらなない。その人間だけが上に登るためのはしごの存在を思いつく。

楽観力を身につけるために、まずは、楽しい人生を送ると決めつけてしまうことだ。あれこれ迷わずに、さっさと決断してしまえ。