兄貴という存在

 

 

こんばんは。永松茂久です。知覧、幕張、東京、そして広島を経て、約2週間ぶりに九州に帰ってきました。

 

 

母の様子見と、姪っ子の中学入学祝いをするために、今日はふるさと中津に帰ってきました。やっぱり地元は落ち着きますね。

 

僕の人生の顧問であり、予定を変更して、兄貴分の佐々木茂喜さんのところにどうしても寄りたくなり、連絡をして時間を作ってもらいました。

 

僕には数人ですが、心から「兄貴」と呼ばせてもらっている人がいます。

 

 

地元中津、鹿児島、そしてここ広島に一人ずつ。ずっと末っ子だったつもりのぼくが、いつのまにか、「しげにい」と呼ばれるようになることが増えた今日この頃ですが、今回はどうしても、昔のように弟分に戻りたくなり、つい連絡させてもらいました。

 

 

ひさしぶりに茂喜兄貴とサシで飲ませてもらったんですが、いやー、楽しかったです。久しぶりに安心して僕の本音を全開で話すことができました。自分よりはるか器が大きい人の鳥籠の中で、思いっきり飛ぶことができた感じでした。

 

 

最近、いたるところで、「兄貴分」「弟分」という言葉を使う人が増えてきています。ひとむかし前までは、どちらかというと、この言葉は、やんちゃ坊主たちの世界で使われることが多かったんですが、今はこの存在が一般化してきたような気がします。それだけ「家族」がクローズアップされてきている証拠なのでしょう。

 

 

「しげ兄と呼ばせてもらっていいですか?僕、兄貴が欲しかったんです」

 

と言ってくれる子も増えました。おかげさまで、全国に弟的存在がたくさんできました。博多でラーメン屋をやっている僕の実の弟も、

 

「兄貴、今日うちの店に『僕、しげ兄の弟です』っていう熱い子が来たよ。実の弟の俺が顔負けになっちゃうくらい兄貴のこと愛してた 笑」

なんていわれることも多くなってきました。

 

ただ、この「兄弟」という関係には大切な約束事があると思うんです。「兄貴」と呼ばれる立場は、何があってもその若い子の味方であり、憧れられる存在であるように自分を磨くこと。

 

 

そして「弟」と呼ばれる側は、その兄貴分が誇りを持てるくらい頑張っている姿を報告すること。そしてその両方が、お互いの大切なときにかけつけること。

 

この相互方向の約束事が壊れてしまうと、「兄弟」という言葉は、「ただの兄弟ごっこ」に変わってしまいます。極道の世界のようになろうということを言いたいわけではありませんが、やっぱりその「兄弟」の誓いを立てるということは、ある程度覚悟が必要なんじゃないかな、と。酒を飲んだ時とか、都合のいい時だけ、

 

「兄貴、一生ついてきます」

 

とか、

 

「よし、お前を俺の弟分にする」

 

とか言っている姿を見ると、なんとなく

 

「あまりこの言葉が軽くならなきゃいいな」

 

そんなことを思うわけです。こう書くと、なんか歳をとった気がしますが 笑。

 

 

ワンピースという今日本の社会現象になっているギネス漫画があります。その中に、主人公のルフィが一話目で、自分を守ってもらったシャンクスという海賊に憧れ、物語がスタートします。

 

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僕にとって、ずっとそんな存在でいてくれる茂喜にい、そして中津の兄貴と鹿児島の兄貴(いずれ紹介します)の存在がとってもありがたく感じます。

 

「おまえもがんばってるけど、まだまだだ」。

 

そう言ってくれる存在、しっかりと原点に戻してくれる、そんな存在は宝です。

 

 

最近夢を持つ若者が少ないと言われます。その原因は僕たちにあります。若い人が夢を持つきっかけの一つに、「夢を追いかけている大人の存在」が必ずいます。

 

 

その人を見て憧れ、「あんな人になりたい」と夢を描くようになるんです。ということは、若い人が夢を持てないんじゃなくて、若い人の夢になれる人が少なくなっているということ。つまり僕たちなんですね。

 

 

上の立場の最大の役割、それは

 

「誰かの夢になれる自分になること」

 

なのです。

 

 

どんなに時代が変わっても、どんなに上下関係が希薄になったと言われようとも、日本にはいい意味の縦社会が存在します。それは単なる役職や立場での主従関係ではなく、しっかりとした絆という意味での縦社会。

 

 

上が下を育て、守り、そして下が上の役に立つように自分を磨き全力を尽くす。

 

 

そんな一見古臭い昭和のような関係がこれから新しい時代の行き方になると信じています。時代は回りますから。縦の絆、大切にしていきましょう。少し熱く書いてみましたが、読んでくださってありがとうございます。

 

 

あなたにとって明日もいい1日でありますように。