物事を見る眼鏡を変えよう


 

いろんな人と話をさせてもらう機会が日に日に多くなっているこの頃、とあることに気がついた。
「今日もいい天気ですね」
というと、

「そうだよね。いつもこんな天気だったらいいんだけど、雨が降ったらブルーになるんだよね。雨の日ってさ……(以下、雨の文句が延々と)」

「あの人のこんなとこいいですよね」
と人を褒めると、

「でもさ、あの人こんなイヤな癖があってさ……(以下、その人の悪いところが続く)」

 

こっちがどんなにプラスな投げかけを使おうが、まったく話がかみ合わない人がいる。

 

なぜ、そうなるのだろうか?

先日、サングラスを買いに行ったときに、面白い色眼鏡を見つけた。それをかけて、「これだ」って思ったことがあった。

灰色の眼鏡をかけると、見るものはすべて灰色になる。
金色の眼鏡をかけると、見るものはすべて黄金色に輝く。

とある有名な脳科学者の本に、こんなことが書いてあった。

「人は自分の見たいものしか見ない。聞きたいことしか聞こえない」

たとえば、あなたが家電量販店に行くとしよう。
パソコンが好きな人は、パソコンコーナーの場所を覚える。
テレビがほしい人は、テレビコーナーの場所を覚える。

 

逆に女性で、電気シェーバーの場所を覚える人はほとんどいない。

 

なぜか?
求めていないからだ。

 

もう一つの例。
たとえば、あなたがパーティに行くとする。
1メートルの間隔が開いている大好きな人の声はよく聞こえるのに、背中あわせにいる他人の声はまったく耳に入らない。

なぜか?
求めていないからだ。

 

人は、心の底で望んでいるものを無意識に見るようにしているのだ。

これは長年の習慣だから、いきなり眼鏡を掛け替えることは難しいかもしれない。
しかし、これは訓練で必ず変わっていく。

ものの見方って、ホントに大切なことなのだ。
できればプラス色の眼鏡をかけていたい。誰もがそう思いながら、マイナス眼鏡を外さない。

 

あなたは何色の眼鏡をかけているだろうか?