近くを活かす 

 

 

当たり前ですが、学ぶ人は成長します。

 

社会に出るまでは「いかに答案用紙に正解を埋めるか」を訓練しますが、社会に出たとたん、「いかに無から有を生み出すか」が求められるようになります。ただぼーっと待っているだけでは前に進めなくなってしまいます。

ですからいかに自分の仕事のスキルや営業力、そして想像力や人間力を高めていくかということが、社会人にとってのキモになります。

 

さあ今日はその学びについて考えていきましょう。

 

講演や本で何度もお伝えしてきたのですが、ここでもう一回書きます。

 

あなたがオアシスを探して旅に出るとします。その時一番早く、そのオアシスにたどり着くにはどうしたらいいのか?

答えは、

 

「オアシスに行ったことがある人、もしくはオアシスに行く方法を知っている人を見つけて学ぶ」

 

ということです。

 

ネットの分野で起業をしようと思っている人が、消防士にその方法を聞いても、成功にたどり着くことはむずかしいでしょう。ネットの世界で起業をしたいのなら、ネット起業家、もしくは起業をしたことがある人、起業のコンサルに学ぶのが一番早道です。

 

セミナーや本を読んで学ぶのはとても大切なことです。

しかし、若い頃にあまりにもいろんなところに足を運びすぎると、大切な資金が底をついてしまう恐れもあります。

 

僕は若い起業家の相談を受けることが多いのですが、必ず彼らに伝えることがあります。それは、

 

「身近な成功者を探して、相談に行く」

 

ということです。

灯台下暗しという言葉もあるように、人間というのは不思議なもので、身近にいる成功者の存在に気がつかないものです。気がついてもそこをうまく味方につけることができる人が少ないことも事実です。

 

ですからこの人間心理を覚えておくととても便利です。

 

「人は身近な人に愛着を感じるが、遠くの人に魅力を感じる生き物である」

 

ということ。

芸能人やテレビに出る人になぜ惹かれるのか?

 

それは「距離が遠いから」です。

 

その人と仲良くなって毎日会っていると、愛着は湧きますが、その魅力はだんだんかすんできます。この心理がはたらくため、大半の人は身近な成功者を見落としがちなのです。

 

先日、僕の友人の作家が笑いながらこんなことを言っていました。

 

「僕が書いた本を一番読まないのはうちの会社の社員だ」と。

 

近くにいればいるほど、簡単に手に入ると思えば思うほど、その教えのありがたさが見えなくなってしまうのです。ということは、逆を考えてみると、身近な成功者を活かすことができれば簡単に成功できるということになります。

 

なぜ簡単なのか?いくつかメリットを挙げてみましょう。

 

  • いつでも相談できる
  • 無駄なお金がかからない
  • 具体的に助けてもらいやすい

 

起業したてのころは、「自分の力でなんとかやってみたい」と思うものです。もちろんこれは素晴らしいことですが、行き過ぎると自分の我が出すぎたり、お客さんが求めているものと全く違ったものを提供して失客しまうこともあります。

 

僕もそうでした。身近で事業を成功させている父や、近所に住んでいた大事業家であった米屋のテル社長の言うことを聞かずに、遠くばかりに足を伸ばし、結局学んでみると、

 

「父ちゃんやテル社長と同じこと言ってる」

 

terusyatyou

 

 

と気づくことがしばしばでした。あまりにもそのケースが多かったので、途中で自分の我を捨て、

「身近にいてくれる成功者の言うことを聞いてみよう」

と思ったところから、一気にビジネスや人生がうまくいくようになりました。

 

身近なところにいる人をうまく活用してください。

 

近さから生まれるテレを捨てて素直に学んでみてください。

 

そうすればあなたの成功のスピードは、もっと加速していくことになります。よく見渡してみてください。あなたの身近にあなたの人生を大きく変えるコーチの存在がかならずいますから。

 

いつも読んでくださってありがとうございます。

 

今日のポイント…身近な成功者を探してみる