偉大なり、母の愛

 
 
 
 
昨日、今日と和歌山に行き、ただいま東京に戻ってきました。
 
 
 
大切な人のお母さんのお通夜とお葬式でした。
 
 
 
10日前まで日本を熱くさせた侍ジャパン監督である、小久保裕紀さんのお母さんが、3月31日に天国にいきました。
 
 
 
残念ながら小久保さんは、北海道での開幕戦の解説で最期に立ち会えなかったそうです。
 
 

 
 
 
本当は今日、福岡で小久保さんのお疲れ様会をしようという話になっていたのですが、お母さんの体調不良ということで、延期になっていたので気にはなっていたんですが、あまりにも早く逝かれてしまいました。
 
 
 
引退試合の感謝会が陽なた家であったとき、お母さんとたくさんお話させていただいたのですが、本当に気さくな素晴らしい方で、僕たちスタッフにも何度も温かい声をかけてくださいました。
 
 

 
 
 
昨年の秋に体調を壊し、年内持たないだろうと言われていたにもかかわらず、息子の晴れ舞台を見届けるために、そして世界に羽ばたいている息子を心配させないように一生懸命生きた大きな愛。
 
 
 
女手一つでいない父親の分まで厳しく育てたお母さん。野球に行きたくないと泣く小学校1年の息子を、1日も休ませず練習に引っ張っていったそのお母さんの存在あってこそ、いまの小久保裕紀という日本を代表する英雄の存在があります(詳しくは著書『一瞬に生きる』を読んでくださいませ)。
 
 
 

 
 
 
ご本人から訃報のLINEを頂いた言葉の中に、
 
 
「しげ、おれ、このお母さんの息子に生まれてよかった」
 
 
という小久保さんの言葉に、涙腺崩壊。金沢から大阪に入る予定だったので、夜のスケジュールをキャンセルして、そのまま和歌山に向かいました。
 
 
 
一弘も福岡からすっ飛んできました。
 
 
運転手として滋賀から真吾も来てくれました。
 
 
温かいお葬式でした。
 
 
 
喪主挨拶で小久保さんは涙をこらえてこう言いました。
 
 
 
「いつか来る死というゴールに向けて、全力でいまを生きます。そのことを最後に母から教えてもらいました」
 
 
 
何歳になっても男にとって母親の存在は大きいものです。
 
 
 
 
昨年、母を亡くしたときに、僕は
 
 
 
「必ずおふくろを日本一の母ちゃんにする」
 
 
 
と決めました。
 
 
 
 
息子が日本一になれば、その息子を産んで育てた母は、日本一のお母さんということになります。
 
 
僕はまだ達成できてはいませんが、今日目の前にあったのは、その姿を実現させている小久保さんとお母さんの姿でした。
 
 
今日は目の前にいる兄貴の姿が少し小さく、そしてかっこよく見えました。
 
 
小久保利子様。
 
 
素晴らしい息子さんを世に出してくださって、本当にありがとうございます。
 
 
そして長い闘病生活、本当にお疲れ様でした。
 
 
あちらの世界でこれからも裕紀さんのことを応援してくださいね。
 
 
偉大なお母さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
 
 
 

 
 
 
母を亡くしていま分かることがあります。
 
 
 
どんなにうるさくても
どんなにケンカしてでも
母ちゃんがいるということは、まちがいなくありがたいことだということ。
 
 
 
どんな立派な実業家より
どんなベストセラー作家より
どんな有名な芸能人より
僕はいま、お母さんがいる人が一番うらやましいです。
 
 
 
いまを生きる世の中の母と息子たちが、仲良く幸せでありますように。