母の初盆スタート。全国からたくさんの人たちからメッセージ、ご仏前をいただいてます。実家はありがたいことにたくさんの方々のご訪問で、もっか大フィーバーです。本当にありがとうございます。
今日、父が一冊のノートを僕のところに持ってきました。
「茂久、母さんがおまえに手紙書いてたぞ。今日の朝、見つけた」
「手紙??」
「おう。遺品整理してたら見つけた。ほら」
母の死から約3ヶ月経ち、だいぶ落ち着いてきたつもりだったのですが、久々にこれを見て涙が出てきました。
自分の振り返りのために、この場をお借りして内容を書きます。
《茂久へ》
お母さんを選んで生まれてきてくれてありがとう。小さい時、体が弱かったけれど、だからこそがまん強い子になってくれてありがとう。いっぱいあなたに支えてもらったね。優しくて頼り甲斐がある、きっとあなたの中でも辛いことがいっぱいあって、苦しみながらも乗り越えてきたから今があるのよね。
小さい時、お母さんが厳しすぎて、歩いて少林寺まで行かせたよね。田んぼの中を歩きながらのあなたの小さな背中が今も、申し訳なかったと思います。
今、いっぱい楽しませてくれてありがとう!
自分の夢をあきらめず、ここまで来てくれたからお母さんたちも楽しいよ。今度みたいな辛い時(病気のこと)、お父さん、お母さんもどれだけ助けられたかわかりません。今もまだその途中です。
落ち込みそうになった時、必ずどこで気づくのか、覚悟をくれますよね。不思議です。あなたがいなければ、今の状態では絶対ありません。
茂久の「大丈夫だから!」と言ってくれる言葉は最高の癒しであり元気になります。ありがとう。
そして素直にお父さんの偉大さを感じているあなたはすごい。
絶対、日本一のメンタルコーチになるよ。
そのためにお母さんは元気になります!!
ありがとう!!お母さんの子であることに感謝します。
いっぱい元気にしてくれてありがとう。
フォー・ユー。ここが私の向かうところ!!
2015年9月5日 たつみ
去年の7月から約11ヶ月。病気が見つかってから、母と二人三脚で闘病生活をしました。僕はただ近くで手伝うだけでしたが。ありったけの知識を使って、母のメンタルコーチングをしましたが、なかなか母を元気にできませんでした。しかし、この手紙で少しだけ心が軽くなりました。
最後のページに母が書いた言葉。
感謝ノート 日付
してもらったこと 一冊 書く
させてもらったこと 一冊 (引っ張り出してくれた人が神様)
役に立たせてもらったことに感謝
そしてその中に書いてあった言葉。
「息子を日本一のコーチングトレーナーにする」
「フォー・ユー。ここが私の向かうところ!」
新しい夢ができました。母がくれた夢。母の夢。母とともに叶える夢。
母さん、ありがとう。俺、がんばるわ。日本一目指してみるよ。
「ずっとそばにいる」
なんかそう言ってもらった気がしました。センチな言い方になるかもしれませんが、「一緒にいてくれる」、そう思えたことでまた一つ前に進むことができそうです。
今日、福岡から中津に帰る渋滞の高速の道中で、約4時間、最近の僕を支え助けてくれているとても大切な人と話をしました。「大丈夫だよ」。道に迷いそうになったとき、この一言は本当に前に進む力になります。
次は僕がエールを送る番。
よし、前に進もう。
母の夢だった日本一のコーチを目指して。
身内ごと、自分ごとをこうしてアップさせてもらったこと、お詫び申し上げます。そして読んでくださった方、ずっと応援してくださっている方に心から感謝します。
長くなりましたが、読んでくださってありがとうございます。
楽しい盆をおすごしくださいね。
ではでは。